芦屋市、浜風跡認定こども園、A法人か、再公募?

 本日、芦屋市教育・保育施設選定委員会が開催され、夢工房不正事件による撤退を受けて芦屋市から、H27年度選定結果において、夢工房と僅差で2位だったA法人と交渉していること、これが不成立の場合は、9月初中旬に再公募する提案がなされ確認された。開設は再来年4月。前回公募と異なる点は、浜風夢保育園の在籍児童を全て引き受けること。幼稚園児定数を若干増やすことである。

 気になった点は①選定内容が前回と変わっていないこと。夢工房に何故、騙されたのかの分析が全くなく、応募した法人に対して、具体的に保育内容、保育士の水準など切り込んでいく内容ではなかったこと。②現地調査について、市は、応募した法人が全て幼保連携型認定こども園とは限らず、保育所、幼稚園、保育所型認定こども園、幼稚園型認定こども園など施設形態が異なることを理由に前回された現地調査は、今回されない。ある委員から前回の現地調査は有意義であったとの意見があったが、書類審査、面接に加え、施設内容が異なるといえど、現地調査により、得るものがあるのではないか?特に、夢工房事件を経験した芦屋市として疑問が残った。

我々、市民の会は、夢工房の不始末は、保育責任のある芦屋市が責任をもち建設し、来年4月開設を待つ市民の生活設計を狂わせてはならない立場で引き続き奮闘するものです。当面、8・11(祝)シンポ(市民センター301号 13:30開始)報告者、元兵庫県健康福祉部参事 八木敬雄、東京・池田山住環境協議会長 船曳鴻紅、保育園経営、保育運動家 増田百代 3氏からの報告、質疑によって、芦屋市の保育、幼児教育をよりよいものにする市民的合意の場になることを期待しています。

芦屋幼保市民の会(旧:より良い保育芦屋)

2017年9月23日、「よりよい保育・幼児教育を考える芦屋市民の会」の集会において、芦屋市の幼稚園・保育所組織統合問題の話し合いの中で、自治会長、保育園長、大学教授等、皆様より新たな活動の場を拡げるべきとの意見があり、これに相応しい会の名称を「よりよい保育・幼児教育を考える芦屋市民の会」から「芦屋幼保市民の会」に名称変更いたします。

1コメント

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  • Fukumi

    2016.07.21 04:12

    なぜ夢工房の不正が見抜けなかったかの反省がないという指摘に納得です。責任ある保育内容かどうか見抜くのには どこをみれば良いのか?   良心的な経営者が「そんはに大きくしては責任持てない」と言われてたこと。思い出します。      中井