10月14日㈮今年度初めての同会議が開催された。芦屋市当局から待機児童数は10月1日現在、233人(0歳105人、1歳75人、2歳25人、3歳25人、4歳2人、5歳1人)と報告された。議題の重点課題でもある「就学前教育・保育の体制確保」すなわち、待機児童解消が焦眉の課題であった。ところが、芦屋市は、委員の質問に対して、浜風跡に民間認可保育園(来年4月~再来年3月 0~2歳児 60人)、民間こども園(再来年4月開設200人)、南芦屋浜民間こども園(再来年4月開設 250人)を挙げて待機児童対策とした。前掲の待機児童数が明らかなように市民は保育所を望んでいるのであり、また地域的には、精道、山手圏域に0~3歳児の待機児童が多い現実を直視するならば、民間保育園をどう誘致するのかが、焦点ではないのか?その点で民間保育園の住民の反対による認可保育所の頓挫事件を市としてどう受け止めるのか?市議会で浜町にある空き家の国家公務員宿舎を芦屋市が買い上げ、民間保育園誘致すべきと議員の質問に対して、「市の計画はこども園であり面積が狭い」と芦屋市当局は答弁している。同地には70~90人規模の認可保育所が建設可能であり、待機児童の多い精道圏域にある。西宮市が実施している空き家の国家公務員宿舎を買い上げたり、市住跡地、市交通公園一部を民間保育所誘致に活用する政策が芦屋でも、待機児童解消、市民の望むことではないのか?ここでも、認定こども園しか選択肢がない硬直した芦屋市政の残念な姿を見た。
待機児童問題、真正面から論議されず(子ども・子育て会議)
芦屋幼保市民の会(旧:より良い保育芦屋)
2017年9月23日、「よりよい保育・幼児教育を考える芦屋市民の会」の集会において、芦屋市の幼稚園・保育所組織統合問題の話し合いの中で、自治会長、保育園長、大学教授等、皆様より新たな活動の場を拡げるべきとの意見があり、これに相応しい会の名称を「よりよい保育・幼児教育を考える芦屋市民の会」から「芦屋幼保市民の会」に名称変更いたします。
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