芦屋市の「幼稚園・保育所統合・民間移管」説明会が開催された。会場一杯の住民から前回の浜風集会所に続いて、市へ厳しい意見が続いた。計画の一旦凍結しかない。
①説明会、計画内容を市広報紙で周知すべき
・市から、関心の高い人に配って欲しいとブロックあたり10枚の説明会配布を依頼さ れ た。チラシ内容から入所説明会と思っている方もいた。こんな大事なことは市広報紙に掲載すべきだ。
・自治会長だが、計画をたまたまFBで知った。形だけの集会所説明会で終わらせる腹ではないか。
・近所の方に聞いたが計画のこと誰も知らなかった。現在の保護者の問題だけでなく、市の保育・幼児教育が根本的に変わる重要なことを市民に知らせないやり方はアカン。
・打出保育所は6月議会で民間移管の条例提出らしいが、入所申込みまでに発表すべきだった。
②決定を押し付けでなく、プランの段階で市民参加を
・A案、B案、C案と市民参加でプランを作り討議するというプロセスがないから、このように混乱する。
・計画は国補助金から考えているが、市民ニーズから考えるべきだ。
・今日の意見を市長にどのように伝えるのか?いろいろ意見がありましたではアカン。
*議会提案までもう一度市民の声を聞く場を作る(市答弁)
③津波浸水地域(西蔵認定こども園300人)に、こども園設置は絶対に避けるべきだ
・宮川沿いの西蔵地帯は市発行の防災MAPでも津波が溯上し、浸水する地域だ。子どもの命を預かるこども施設を作ってはならない
・西宮市は、国家公務員宿舎跡(北)、市住跡(中)、公園(南)、武庫川線小学校跡地に車(駐車場付)で子どもを預け、阪神線で梅田、三宮に30~40分で通勤できるパーク&ライドなど利用者のニーズに合して保育園を設置している。芦屋の場合、そこに市住跡地ができるからこども園を作ることではないか。小池東京都知事は、保育用地を貸与した地主へ固定資産税を減免する政策を4月から実施するが、芦屋は待機児童の多いR43線~山手幹線付近で保育用地を探したのか?
・こども園建設用地である西蔵市住地は、市が市内の全市住を一カ所に集約する高浜グランドは、元芦屋大学グランドだった。南芦屋浜の市有地と交換するなど、市が土地転がしている。
・統合で幼稚園が遠くなれば、市外の私立園バスを使う人が出てくる。
・芦屋市は専用住宅都市だ。その優位性を活かし、芦屋は子育てし易い街という思いきった保育、幼児教育へ財政投資すべき。
④何故、幼稚園を3歳児保育、預かり保育時間延長し有効活用しなのか?
・待機児童解消ならば、公立幼稚園全て認定こども園にせよ。幼稚園跡地をどうするのか?
・3歳児保育や預かり保育時間を朝(現在なし)、夕(現在16時半)を延長すれば待機児童解消につながる。
・市は、公立が3歳児すれば、私立幼稚園の経営を圧迫するというが、今回市立こども園は3歳から幼稚園児が入園可能となり、これまでの市の考えは終わっている。
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