=刑事告訴、損害賠償請求9月迄=
3月10日、新役員理事会が監督官庁の兵庫県へ改善策を提出した。
①前理事長らを横領罪等で刑事告訴、及び損害賠償請求を9月迄に行う。このため、伝票など過去10年間精査するため監査法人へ依頼する。
②不正受給した補助金の自治体への返還
返還済約5300万円(姫路市等)、返還予定約2000万円(目黒区等)、現在自治体監査中の結果を受けて返還
③前理事長等へ請求すべきもの
返還済650万円(新婚家具等)、未収約1億4千万円
④再発防止策
各施設の修繕など即応できる体制、人材育成、会計監査人
設置など
以上
感想は三点ある。
①旧役員一掃後に入られた有力弁護士、県庁幹部職出身らのご苦労に敬意を表したい。
②夢工房の企業体質は、10数年の歴史がある。良い点は伸ばして欲しい。しかし、超過勤務が当然とか、上の意見は無条件にyesとかは、企業内で時間を掛けて変えるしかない。職員の横の繋がり、縦の弊害を是正するには労働組合が有効である。労組までいかなくても、従業員連絡会とか、TOP経営陣が気づかないことをチェックする組織が必要ではないか?
③これは、夢保育園に限ったことではないが、お客さん扱いの保育になっていないか。国の保育指針にもあるように、保育士は子どもを保育するだけでなく、家での子育てのあり方についても相談、アドバイスする役割がある。勿論、保護者の中には、夜の8時まで預かってくれるだけ良い。保育所、保護者会と深い関係を持ちたくない方もおられ、お客扱い的保育を歓迎する向きもある。難しい問題であるが、子どもは家庭、保育所問わず生きている。
追記
関西TVが黒石前理事長を取材した放映を見た。黒石さが、懲戒解雇を不服として、職員の地位保全の仮処分申し立てしていることを知った。往生際が悪いと思うが、やるなら、政財界へのロビ活動ーの生々しい話もされたい。
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