芦屋市に本部がある同法人、これまで市民運動、マスコミの力で理事長以下総入れ替えを実現した。新理事会が9月まで前理事長に対する刑事告訴、損害賠償請求を進めている。一方で、芦屋市含めて行政が同法人とどのように癒着していたのか?芦屋市が最近発表した公立保育所廃園の理由が、来年近くに市が誘致して開園する大規模こども園(2カ所380人)と競合するから、要は民間経営に支障があるから公立を廃止するという民間産業に忖度することを堂々と内部協議している。これでは、第二、第三の夢工房が出てくる。被害者は子ども、市民である。明日のNHK「かんさい熱視線」でこのことを切り込んだ番組であることを期待したい。NHKの予告記事を紹介する。
「ブラック保育園~質と量をどう両立するのか~}
1歳児にスプーンたった1杯の食事。いま自治体が認可した保育施設で信じがたい実態が次々出ている。「待機児童ゼロ」のかけ声の下、いかに保育の質を確保すべきか考える。
自治体が認可・認定した保育施設で、信じがたい運営が次々と明らかになっている。先月、兵庫県は「わんずまざー保育園」に対する認定を取り消した。定員を大きく上回る73人を無断で受け入れていた上に、給食を40食分しか用意せず、1歳児の食事をスプーン一杯で済ませていた。全国で保育所を展開する「夢工房」も、公金の不正流用が指摘されている。国の「待機児童ゼロ」のかけ声の下、いかに保育の質を確保すべきか考える。
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