宮川幼稚園存続を考える!

芦屋市立宮川幼稚園を残すも

 税金の無駄使いである市立精道、西蔵こども園建設の変更なし!!

3歳児保育こそ問題解決・税金の効率的使い方(芦屋市)

 7月11日㈫、民生文教常任委員会で市当局から、2回目の組織変更が説明され、市立宮川幼稚園の廃園を撤回するものであった。市の計画「最終案」の問題点は、当初計画の市立西蔵幼保連携型認定こども園には、新浜保育所、宮川幼稚園、伊勢幼稚園の3施設の吸収統合計画であった。ところが、宮川幼稚園は存続、伊勢幼稚園は廃園後、民間の幼保連携型認定こども園を誘致することとなり、結局、市立西蔵こども園には、新浜保育所を母体とするものに変更された。当然、規模も当初の300人から186人へ縮小された。何故、定数一杯で機能している市立新浜保育所を廃止し、津波浸水地域である同地へ態々、新たな税金を投入し市立こども園を建設するのか?また、市立精道幼稚園と同保育所を合体させ、市立精道こども園を建設するのか?さらに、市立朝日が丘幼稚園や市立伊勢幼稚園を廃園し、民間幼保連携型認定こども園を誘致するのか?全く理解できない。今ある市立幼稚園8園を「多い公立幼稚園は市の有力な資源」(前千葉県浦安市長松崎秀樹)と位置付、まず、300人も市外に流れている幼児を3歳児保育を実施することで市立幼稚園に取戻し、保育需要がある地域は幼稚園型認定こども園にレベルアップすることが芦屋の質の高い幼児教育を継承するものであり、待機児童解消にも繋がる。そのことは、税金投入も幼稚園の補修費で済むという効率的財政運営である。幼稚園が多いか、少ないかは、本年度から3歳児保育を始めた大津市が参考になろう。3歳児保育しても、3年連続適正な児童が集まらなかった場合、近隣幼稚園と統合することである。芦屋でも、3歳児保育を実施せよという市民世論に応えることにある。加えて、市計画には、緊急な待機児童解消策(特に0~2歳児)がないという致命的欠陥がある。お隣の西宮市が行なっている市有地、民有地への民間認可保育園誘致を山手、精道圏域に力を集中すべきであり、幼稚園、保育所の組織いじりしているときではない。人間とは不思議なもので、最初に頭にビーンボール(危険球)を投げられると脳裏に残像が残り、少々ボールでもストライクに見えることがある。今回、宮川幼稚園が残り、廃園の後、何にもなかった朝日が丘、伊勢幼稚園跡に民間こども園を誘致する方針が良く見えるかもしれない。しかし、今回の計画の幹である大型こども園建設は変っていない。

芦屋幼保市民の会(旧:より良い保育芦屋)

2017年9月23日、「よりよい保育・幼児教育を考える芦屋市民の会」の集会において、芦屋市の幼稚園・保育所組織統合問題の話し合いの中で、自治会長、保育園長、大学教授等、皆様より新たな活動の場を拡げるべきとの意見があり、これに相応しい会の名称を「よりよい保育・幼児教育を考える芦屋市民の会」から「芦屋幼保市民の会」に名称変更いたします。

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