9月29日芦屋市の本部のある社会福祉法人夢工房が前理事長と妻を詐欺罪等で兵庫県警本部へ刑事告訴した。姫路市も、刑事告訴した。「会」は、昨年6月監督官庁である兵庫県が同法人の不正疑惑を発表して以来、芦屋市に対して、同法人を誘致した責任、進行中の同法人のこども園(浜風幼稚園跡)の中止、同法人保育園保護者有志と保育内容の検証、第三者委員会への申し入れ等行ってきました。被害を直接受けた同法人が刑事告訴することは当然です。今後の課題は、玩具、絵本など保育内容がどう改善されたのか。保育の質に直接結びつく、保育士の短期間の転退職が改善されたのか。異常な上意下達の労務管理は改善されたのか。「夢サポーター」なる男性職員を時間外にボランティアと称して労働させていたことは廃止されたのか。ブランドの制服の御下がりを禁止していた保育園があったが改善されたのか。必要以上の保育料の上乗せ料金は改善されたのか。今回の不正事件の被害者は、園児であり、園児と日々接する保育士であった。刑事告訴で一件落着ではなく、引き続き、同法人の保育内容、保育士の労働条件等に注目したい。加えて、今回、誘致した芦屋市当局の総括が全く行われておらず、当時、同法人を市内こども園に誘致決定した選定委員長(大学教授)は居座ったままという異常な状態である。芦屋市は、今後、公立保育所の民間移管、民間こども園誘致の計画があり、選定の在り方、日々の監査体制の在り方について「会」として取り組んでいく必要があります。なお、昨年12月、「会」から2名、民間保育園長、法人監査の経験もある元兵庫県庁幹部職員の4名で前理事長らに刑事告発(不受理)しましたが、この取扱いについては、同法人や姫路市の刑事告訴によって目的が達せられたのか、否か検討し、判断します。
夢工房、前理事長を刑事告訴
芦屋幼保市民の会(旧:より良い保育芦屋)
2017年9月23日、「よりよい保育・幼児教育を考える芦屋市民の会」の集会において、芦屋市の幼稚園・保育所組織統合問題の話し合いの中で、自治会長、保育園長、大学教授等、皆様より新たな活動の場を拡げるべきとの意見があり、これに相応しい会の名称を「よりよい保育・幼児教育を考える芦屋市民の会」から「芦屋幼保市民の会」に名称変更いたします。
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