幼保連携型認定こども園って何??その1

 国の子育て新制度の目玉である小規模保育園(0~2歳児)と並ぶものです。対象乳幼児は0歳~5歳児です。入所資格は0~2歳児は、保護者が就労していること(保育所入所基準と同じ)3~5歳児は保護者が就労、在宅どちらでも可です。在宅保護者の要求の強い3歳児からの幼稚園入園が実現することになります。問題点は、明治以来、保育所と幼稚園が存在し、各々のノウハウ(know-how)が確立しています。こども園では、例えば、3~5歳児は、午前で帰宅する在宅保護者の児童と現在の保育所と同様、夕方まで在園する児童に区分され、午前中の幼稚園教育のみ重視した場合、夕方まで在園する児童の午後の保育は現在の保育所の質より低下する危険性があります。具体的には、午後の「保育」は、ただ単に預かっているだけの施設となり、既存の保育所に比べ、児童の発達保障が後退するのではないか?そのようにならない、こども園の運営になるのか、どうかが焦点です。(続く)

芦屋幼保市民の会(旧:より良い保育芦屋)

2017年9月23日、「よりよい保育・幼児教育を考える芦屋市民の会」の集会において、芦屋市の幼稚園・保育所組織統合問題の話し合いの中で、自治会長、保育園長、大学教授等、皆様より新たな活動の場を拡げるべきとの意見があり、これに相応しい会の名称を「よりよい保育・幼児教育を考える芦屋市民の会」から「芦屋幼保市民の会」に名称変更いたします。

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