精道圏域に認可保育所(0~5歳児)

 12月28日㈪芦屋市子ども・子育て会議(平成27年度第二回)が開催され以下のことが明らかになりました。

1、精道圏域に認可保育所設置(2017・4開設予定)

 待機児童が多く、また小規模保育園(0~2歳)卒園後の行く先が危惧されている中、精道圏域に0~5歳児対象の芦屋市が委託する認可保育所が設置されることになりました。事業者は、宗教法人光聖寺(蓮美)、定員は約50名です。同施設が開設予定の2017年4月には、浜風幼稚園跡幼保連携型認定こども園(夢工房)も開設予定です。

2、株ポピンズ(楠町)、グループ型から小規模A型へ移行予定

 新制度前から市内に2か所設置されている0~2歳児のグループ型家庭的保育事業が運営されています。株ポピンズ(定員15名)は、現施設を改修し、来年4月からは小規模保育A型(全員保育士)に移行予定です。グループ型より質が向上します。定員は、19名(0歳6人、1歳6人、2歳7人)です。もう一つのグループ型(竹園町、定員15名)事業者蓮美は、小規模保育園へ移行せず、上記1に記述した認可保育所へ集約する予定。

3、小規模保育園、選定方法について

 小規模保育園にかかかる精道圏域の年度途中の応募に対して、3事業者が応募しながら選定委員会で全て不合格になったことについて、委員から質問がありました。市担当から選定委員会が定めた総合で70点以上、各項目50点以上の基準に達しなかったとの説明がありました。

4、南芦屋浜建設予定(2018年4月)の幼保連携型認定こども園について

 ある委員から同地域での小学校建設が中止された経過を踏まえ、教育用地の利用については、芦屋市が責任を以って運営する施設が望ましい。芦屋市立幼保連携型認定こども園にすべきと発言されました。

5、その他(感想)

 昨年度の同会議では、子育て支援団体のある有力な委員から保育士より、子育てに熟達した母親が優れているとして、保育園への無資格導入賛成論をを堂々と述べ、家庭での子育てと集団の中での保育の違いの初歩的なことを理解されていない委員の存在に驚きました。今回は、子どもの貧困化、病児保育の問題など市民目線での討論がされ安心しました。

芦屋幼保市民の会(旧:より良い保育芦屋)

2017年9月23日、「よりよい保育・幼児教育を考える芦屋市民の会」の集会において、芦屋市の幼稚園・保育所組織統合問題の話し合いの中で、自治会長、保育園長、大学教授等、皆様より新たな活動の場を拡げるべきとの意見があり、これに相応しい会の名称を「よりよい保育・幼児教育を考える芦屋市民の会」から「芦屋幼保市民の会」に名称変更いたします。

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