去る2月5日市役所内で第一回市立幼稚園の適正配置(統廃合)を審議する学校教育審議会が開催されました。最初に市教育委員会の事務方から定数充足率が低下していることなどを理由に適正配置を審議して欲しいとの提案がありました。委員から事務方の提案説明の中に市立幼稚園で3歳児保育を行っていないことの説明がない、これに関連し、3歳児から受け入れている市外の私立幼稚園へ芦屋市から流れていることなども審議すべきの意見が出され、会長の河合優年(武庫川女子大学教授)からも賛同の意見が出されました。芦屋市は、幼稚園を減らし、幼保連携型認定こども園重視の方針です。しかし、潮見圏域へ二つのこども園(浜風幼稚園跡2017年4月開設、南芦屋浜2018年4月開設)を作る一方、人口の多い地域には計画も見当たりません。しかも、幼保連携型認定こども園は、保育所型の子どもが年中、園で発達することに比べ、夏休みなどがある幼稚園組の子どもの発達はどうなるのかなど解明すべきことが多い施設です。何よりも幼稚園統廃合問題は、小学校校区にある幼稚園が小学校へのつながりとなり、子どもの発達の面から重要な役割を果たしていることを抜きにした数字だけで結論を出すべきではありません。次回審議会は4月上旬か、中旬に開催予定です。10時から12時まで開催され自由に傍聴できます。
芦屋市立幼稚園統廃合審議会開催!!
芦屋幼保市民の会(旧:より良い保育芦屋)
2017年9月23日、「よりよい保育・幼児教育を考える芦屋市民の会」の集会において、芦屋市の幼稚園・保育所組織統合問題の話し合いの中で、自治会長、保育園長、大学教授等、皆様より新たな活動の場を拡げるべきとの意見があり、これに相応しい会の名称を「よりよい保育・幼児教育を考える芦屋市民の会」から「芦屋幼保市民の会」に名称変更いたします。
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