残念な情報です。先般お知らせしました待機児童数の多い精道圏域の呉川町に来年春開設予定だった0~5歳児、定員50名の認可保育所(事業者 山手圏域で認可保育所経営の蓮美)が建設予定地周辺の住民の方々の反対の声があるとして、新設を断念されました。(3月3日民生文教常任委員会報告)
認可保育所は、「市町村は、保育を必要とする場合、保育しなければならない」(児童福祉法第24条①)に基づき、芦屋市が社会福祉法人・私立保育園へ委託するものであり、今回の呉川町での認可も行政の判断でなされたものです。コンビニなどが街に進出するものとは異なります。芦屋市は、呉川町で認可保育所ができないのであれば、代替えとして、芦屋市が浜風幼稚園跡地(市有地)を進出する事業者へ10年間無償提供することと同じように、民間の保育所誘致のために市有地の提供を行うなど大胆な政策が必要ではないでしょうか?
今回の問題は、芦屋市が山手、精道、潮見圏域ごとに幼保連携型認定こども園を誘致する構想がいかに実現性のないことかも露呈しました。潮見圏域には二つのこども園誘致が決まっていますが、経営上採算が合うといわれる定員200規模のこども園が山手、精道圏域でも敷地を確保できるのか疑問を突き付けました。
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2016.03.07 13:46