先に開催された幼稚園適正配置を審議する学校教育審議会において、会長はじめ各委員から芦屋の公立幼稚園の特徴は、地域が狭く、地域に根差した良さがあることが具体的に語られた。しかし、現実に芦屋市が行っていることは何か?!地域に密着した幼稚園ではなく、車で送迎しなけらばならない大規模な幼保連携型認定こども園の推進である。来年開設予定の浜風幼稚園跡の夢工房経営のこども園は、200人定員であり、再来年開設予定の南芦屋浜に誘致予定のこども園も同規模と思われる。芦屋市が民間幼保連携型認定こども園に熱心な理由は財政上の理由と思われる。直営(公立)の場合、地方交付税措置があるものの、芦屋市の持ち出しがある。一方、民間こども園の場合、国の定めた公定価格に従って、芦屋市は4分の1負担(国2分の1、県4分の1)すれば、基本的にはそれで終わりの世界だ。財政問題だけでよいのか?未来の社会を担うこどもを家庭で、地域でどう育ってていくのかという観点が欠落しているのではないか。
迷走する芦屋市の幼稚園の在り方
芦屋幼保市民の会(旧:より良い保育芦屋)
2017年9月23日、「よりよい保育・幼児教育を考える芦屋市民の会」の集会において、芦屋市の幼稚園・保育所組織統合問題の話し合いの中で、自治会長、保育園長、大学教授等、皆様より新たな活動の場を拡げるべきとの意見があり、これに相応しい会の名称を「よりよい保育・幼児教育を考える芦屋市民の会」から「芦屋幼保市民の会」に名称変更いたします。
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