本日、午後、市議会内に設置された芦屋浜・南芦屋浜街づくり調査特別委員会(委員長徳田直彦・公明党)において、芦屋市が南芦屋浜教育用地に公募する幼保連携型認定こども園にかかる公募要項が市当局から提案され、不正事件にある夢工房に公募の資格有無が討議された。森しずか議員(共産党)から浜風幼稚園跡の同法人の工事差止めと南芦屋浜への認定こども園の公募は、公募条件にある事業者は「社会的信望を有する」に抵触し、認められないとする発言を皮切りに討議が行われた。他議員から賛否の発言はなかった。しかし、芦屋市当局は、兵庫県の設置した第三者委員会が開催されており、直ちに社会的信望がないとは言えない、夢子工房から申請があった場合、拒否できない。加えて、県の第三者委員会の結論(9月下旬)、これを受けて監督官庁である兵庫県の行政処分を待たずに結論を出すという重大な発言を行った。
本日、午前中、監督官庁であり、今回の不正事件を明らかにした兵庫県健康福祉部担当者と面談した。新聞報道された元になる同部の記者会見用資料を改めて確認したが、不正の事実の4事件の内、3件は一部理事長の関与は否定しているが不正の事実は認めているのである。芦屋市が主張する直ちに「社会的信望がない」のではなく、現時点で不正事件は理事長が認めているのである。第三者委員会では、法人の解散、理事長の退任など量刑が決められのである。追加するならば、県資料では、「県・姫路市の監査等に対して、事実隠ぺいのための妨害行為が行われていたことが確認されています」とあり、公務執行妨害罪にも触れている悪質な事業者である。
このような事実を前に市当局、及び市当局を牽制すべき市議会が同法人の公募を認め、浜風幼稚園跡も8月から建設工事することになった場合、芦屋市民は許さないであろう。
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