一市民からの声(夢工房)

 芦屋市の認定こども園の経営母体「夢工房」の経理不正が報じられました。子どもの育ちに直接関わる分野でこのような不正が行われたことに強い怒りを覚えます。福祉・教育が食い物にされたということでしょう。ニュースを知った時、当然、市や市民を代表する議員の方々から抗議や対処の方策が出されると思いました。しかし、その後の市議会での対応をみる限り、既存の園は存続、今後予定している新施設についても応募から外さないということのようです。理由は待機児童が居るから、通園している子どもや保護者に不安を与えるからとのことです。

 この度の事件は、私たちにとって災難のように思えます。審査の段階で法人の体質を見抜けなかった点の責任はあると思いますが、今一番大事なことは、市が全責任をもってこの災難に立ち向かうことで、それは安心して子育てができる環境を早急につくることで、問題のある法人に今後を委ねることではないでしょう。言葉は悪いですが、市がコケにされようとしている時にぼやぼやしている場合ではないのです。市が直営で設置している例もあります。災難に遭った場合、思い切った施策も必要です。

 浜風幼稚園を廃園して、こども園に移行させたいと市からの提案があった際、市も市教委も保護者に心配させるようなことはしないと言われました。また、子どもは地域に密着して育つのが望ましいとも。「夢工房」は定員が200名以上、そして浜地区に偏在してしまう。大規模は工場生産には向いても子育てには向かない仕組みです。(芦屋市一市民)

芦屋幼保市民の会(旧:より良い保育芦屋)

2017年9月23日、「よりよい保育・幼児教育を考える芦屋市民の会」の集会において、芦屋市の幼稚園・保育所組織統合問題の話し合いの中で、自治会長、保育園長、大学教授等、皆様より新たな活動の場を拡げるべきとの意見があり、これに相応しい会の名称を「よりよい保育・幼児教育を考える芦屋市民の会」から「芦屋幼保市民の会」に名称変更いたします。

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